# 世界観設定シートの作り方（そのまま使える7つの質問） | Lunafic

Source: https://lunafic.ai/ja/blog/worldbuilding-sheet-template | Published: 2026-10-20T12:48:38.644Z | Updated: 2026-10-20T12:48:38.644Z | Author: Lunafic Team | Tags: worldbuilding, Roleplay, Guide

> 世界観設定シートは、世界の事実を一枚にまとめたもの。そのまま写せる7つの質問と、AIが世界を演じるときのシートの書き方をまとめた。

世界観設定シートは、物語の世界の事実を一枚に書き留めておくものだ。書いておけば忘れずに済み、三章先で前の設定と矛盾することも減る。テンプレートを検索すると、地理、食べ物、宗教、魔法についての質問が百個並んだリストが出てくる。そうしたリストは、世界を百科事典のように知りたいときには役に立つ。その世界の中で物語を動かしたいなら、七つの質問でほとんど足りる。以下に、それぞれの質問が効く理由と、そのまま写せる形をまとめた。

## 世界観設定シートとは

世界の事実が集まっている、ただ一つの場所だ。アメリカのドラマの脚本家はこれをシリーズバイブルと呼び、どのエピソードもそれに従う。日本のアニメやゲームの会社が出す設定資料集も同じもので、キャラクターデザインや地図やルールが載っている。韓国のウェブトゥーンやウェブ小説の作家は세계관 설정집(世界観設定集)を作り、韓国では「世界観」という言葉がゲームやK-POPグループにまで使われる。

## なぜ生きているように感じる世界があるのか

世界の中の人々が、全員は手に入れられない何かを欲しがっているとき、その世界は生きているように感じられる。脚本家はまず場面の大きさでこれを学ぶ。誰かが何かを欲しがり、何かがその前に立ちはだかるとき、場面は動く。世界は同じ考え方をもっと大きくしたものだ。地図も神々も歴史も、人々に何かを欲しがらせ、奪い合わせ、隠させるときに意味を持つ。

ピーター・ターチンは、社会がなぜ危機に陥るのかを研究する科学者で、何世紀もの歴史の中で同じ圧力が何度も戻ってくることを見つけた。そのうち三つは、世界を作る人なら誰にでも役に立つ。

- 上の席は少ないのに、それを狙う人が多すぎる状態。ターチンはこれをエリートの過剰生産と呼ぶ。貴族の息子や学位を取った人や士官が席の数より多くなると、あぶれた人たちは別の上り方を探し始める。
- 普通の人々の暮らしが締めつけられる状態。賃金が物価に追いつかず、人々はこの仕組みが公平だと信じなくなる。
- 国のお金が足りなくなる状態。兵士や役人にまともに給料を払えず、国は統制を失い始める。

一つ目には中国史の有名な例がある。清の時代、科挙は官職への最も大きな道で、合格できる人数よりはるかに多くの人がそのために勉強していた。洪秀全は何度も科挙に落ち、病に倒れて幻を見て、のちに太平天国の乱(1850年から1864年)を率いた。歴史上もっとも多くの死者を出した戦争の一つだ。

自分の世界で高まっている圧力を選べば、そのひとつひとつがキャラクターと場面を生んでくれる。

## 世界観設定シートに書くこと

### 1. この世界は何で回っているか

どの世界にも、人々がどうしても必要とするものと、それを握っている者がいる。歴史の中では土地や米や銀、科挙の合格だった。自分の世界では、魔力かもしれないし、ハンターの資格や、きれいな水や、神の寵愛かもしれない。それが何で、誰が握っているかを書いておく。物語の争いのほとんどは、結局この一行に戻ってくる。

### 2. 手に入らない席を欲しがっているのは誰か

ターチンの一つ目の圧力だ。上の席より人が多い集団がどこかを書いておく。何も継げない次男、跡継ぎに選ばれることのない弟子、職につけない合格者のような人たちだ。こうした人々が陰謀や同盟や裏切りを生み、主人公の良いライバルになる。

### 3. 世界の重さを背負っているのは誰か

世界が回るための代償を払っている人を書いておく。税を納める農民、鉱山で働く人々、魔物の通り道にある村などだ。英雄である必要はない。彼らが場面に現れると、世界は主要キャラクターたちよりずっと大きく感じられる。

### 4. 誰が誰に何を負っているか

西洋の物語と東アジアの物語は、ここで出発点が分かれることが多い。西洋のファンタジーの多くは、故郷を出て自分が何者になるかを自分で決める一人を追う。東アジアの物語の多くは、その人を恩や義理の網の中に置く。親、命を救ってくれた師匠、同じ流派の兄弟子、仕える主君といった関係だ。儒教の五倫は、わざわざ五つの関係を挙げている。君臣、父子、夫婦、長幼、朋友だ。

どちらも良い物語だ。二つ目のほうは、世界を作るときに特に役に立つ。誰かに恩のあるキャラクターは、難しい選択から簡単には逃げられないからだ。恩を書いておく。誰が誰を救ったか、誰が誰と許嫁か、意見が違っても誰が誰に従わなければならないか。

### 5. 誰にも破れないルールは何か

魔法でも、技術でも、法律でも、呪いでも、世界に何があるにせよ、その代償とできないことを書いておく。ファンタジー作家のブランドン・サンダースンは、能力より限界のほうが面白いと言う。癒しの魔法を一度使うたびに癒し手の寿命が一年縮むなら、どんな怪我も選択の問題になる。

### 6. 誰が何を知っているか

秘密を一つずつ書き、その横にその秘密を知っている人の名前を書く。知っているキャラクターと知らないキャラクターがいるから、秘密は場面を生む。読者は、キャラクターが知らないことを自分だけが知っているときに楽しさを感じる。語り手たちはこれをドラマティック・アイロニーと呼ぶ。

### 7. 世界は今、循環のどこにいるか

ターチンの研究は、社会が長い循環を通ると説明する。成長と安定、次に緊張、危機、そして再建が続き、一巡りにはたいてい二、三百年かかる。自分の世界が今どこに立っているかを決める。上り坂の若い王国は冒険や探検に合う。頂点にある豊かな帝国は宮廷の陰謀に合う。ひびが入り始めた帝国は戦争や反乱や難しい選択に合う。

江戸時代末期の日本は、最後の段階をよく表している。商人が豊かになる一方で、多くの武士は決まった米の俸禄で暮らしていた。そして1868年に幕府を倒した人々は、ほとんどが薩摩と長州の下級武士だった。

### そのまま写せる世界観設定テンプレート

- この世界は何で回っていて、誰がそれを握っているか
- 手に入らない席を欲しがっているのは誰か
- 世界の重さを背負っているのは誰か
- 誰が誰に何を負っているか
- 誰にも破れないルールは何で、その代償は何か
- どんな秘密があり、それぞれ誰が知っているか
- 世界は今、循環のどこにいるか

主要キャラクターごとに一行ずつ足す。そのキャラクターが欲しいものと、その前に立ちはだかるものだ。

## 世界観設定シートの長さ

始めるときは一枚で十分だ。トールキンは言語から作り、何十年もかけてその言語の周りに中つ国を築いた。世界そのものが一生の仕事なら、そのやり方が合う。今週物語を始めたいなら、第一章に必要なことだけを書き、物語がもっと求めてきたときにシートに足していけばいい。ドラマの脚本家が、シーズンが進むにつれてシリーズバイブルを育てていくのと同じだ。

## AIが世界を演じるときのシートの書き方

AIロールプレイでは、自分がキャラクターを一人演じ、AIがほかを演じる。するとシートの役割が変わる。もう自分だけのメモではない。AIは返事を書く前にシートを読み、読んだとおりに動くので、いくつかの習慣が役に立つ。

人々が欲しがっているものを書く。「帝国は古く強大だ」では、AIにやることがない。「三つの貴族の家が一つの王座を争っている」なら、どんな場面にも持ち込める争いになる。

ルールは短く平易な文で書く。「魔法には必ず血の代償がいる」のようなルールなら、AIは返事のたびに守りやすい。魔法がどう発見されたかの長い歴史は、場面にするのがずっと難しい。

秘密ごとに、それを知っている人の名前も書く。そうすればAIは、どのキャラクターがその秘密を口にできるかが分かる。

短く保つ。AIは返事のたびにシートを読むので、長いシートは毎回AIの手間を増やし、本当に大事な一行を埋もれさせることがある。

## Lunaficでこのシートが置かれる場所

Lunaficは、自分がキャラクターを一人演じ、AIがほかの全員を演じるロールプレイアプリだ。ほかのロールプレイアプリと同じようにキャラクターたちとチャットでき、そのすべてはAIが覚え続ける物語のチャプターとして保存される。

Lunaficのすべての世界には[ウィキ](/ja/features/world-bible/)がある。このシートを、AIが書く前に読む形にしたものだ。キャラクターシート、場所、勢力、魔法体系、宗教、世界のルールが入る。各エントリはノートのページのように自分で書いてもいいし、「AIで世界を作る」を押して、世界の場所や歴史や集団をふだんの言葉で説明してもいい。AIがエントリの下書きを書き、残すか直すかは自分で決める。ChatGPTやClaudeをすでに使っているなら、[Lunaficにつなげて](/docs/agent-access)、話しかけるように世界のウィキを編集することもできる。

[自分だけのプライベートワールドを始める](/docs/start-a-private-world)のは二分ほどだ。名前、キャラクター一人、自分が誰かを決めれば第一章が開く。残りのウィキは、物語が書く理由をくれるまで待っていい。

無料アカウントでは、毎月決まったAI使用量、Flashモデル、ウィキのエントリ50個までが使え、世界を作って中で遊ぶには十分だ。返事はすべて、AIに必要な高価なコンピューターであるGPUで動いていて、私たちは小さなチームなので、無料の利用には上限がある。お金を払ってくださる方には、期待されているプレミアムなロールプレイを届けられるよう努めている。より多くのAI使用量、より深いモデル、より大きな物語の記憶が使える。[プランとAI使用量について](/docs/plans-and-credits)

---

Read this on Lunafic: https://lunafic.ai/ja/blog/worldbuilding-sheet-template
More from Lunafic: https://lunafic.ai/blog
What is Lunafic: https://lunafic.ai/ai-roleplay
AI characters you build stories with over long memories. You play as your character, the AI plays everyone else, and stories stay private by default.