課題
たいていのAIツールには、言語の設定が一つしかない。日本語を選べば物語全体が日本語になる。英語を選べば、どのキャラクターも吹き替えのようになり、性格の多くを担う語尾が消えてしまう。
実際の物語で見る二言語のセリフ
Victoriaは日本語で話す。彼女のセリフのすぐ下に英語が読める。
西の塔、真夜中過ぎ。小さな侵入者ふたりと、空になったプリンの瓶、そして答えなければならない魔女の噂。
デュアルダイアログ。台詞の言語と訳を並べて読める
ヴィクトリア「あなたたち、私のプリンを勝手に食べたわね?」
彼女は声を荒げない。決してしない。小さな謝罪がふたつ続き、どちらかが泣き出す前に、その両方を受け入れる。
ヴィクトリア「そんなことをしないわ。だから安心して。」
そして、ひとつの夜を次の章へつなぐ約束が、静かに口にされる。
ぜんぶ彼女の世界観設定どおり。そして明日の昼、物語は続いていく
ヴィクトリア「そうね。明日の昼、またここに来て。魔女の魔法を見せてあげる。」
明日は土曜日。塔が異世界への扉を開く日。プリンはメインディッシュの後に出る。
仕組み
キャラクターの言語
キャラクターが話す言語。たとえば日本語や韓国語。
物語の言語
キャラクターを包む地の文の言語。翻訳もこの言語で付く。
セリフの見せ方
「キャラクターの言語のみ」「ローマ字 + 翻訳」「翻訳のみ」から選ぶ。
インドネシア語の丁寧さ
インドネシア語のキャラクターは、丁寧な話し方、くだけた話し方、カジュアルなスラングで話し、その話し方を保つ。
よくある質問
AIキャラクターに日本語で話させて、英語の翻訳を付けられる?
できる。キャラクターの言語を日本語に、物語の言語を英語に設定する。するとセリフは一行ずつ、ローマ字と呼ばれるラテン文字の日本語で表示され、そのすぐ下に英語の翻訳が付く。地の文は英語のままだ。流暢でなくても、キャラクターの本当の話し方が聞こえる。韓国語やロシア語のように、別の文字で書く言語でも同じように使える。
セリフの見せ方には何がある?
三つある。「キャラクターの言語のみ」は、各セリフを元の文字で表示する。「ローマ字 + 翻訳」は、ラテン文字の読みとその下の翻訳を表示する。「翻訳のみ」は翻訳だけを表示するので、速く読みたいときも場面がすっきり読める。キャラクターの言語と物語の言語が同じなら、見せ方は「キャラクターの言語のみ」になる。見せ方はナラティブ設定でいつでも変えられる。
Lunaficに二言語のセリフがあるのはなぜ?
これこそLunaficがある理由だ。創業者は二十年ほどアニメを観てマンガを読んできて、キャラクターが本当に話すように話すのを聞きたかった。日本語では語尾が性格の多くを担う。丁寧なのか、高飛車なのか、ふざけているのか。ほとんどのAIツールはそれを平坦な英語にしてしまう。Lunaficは、セリフの響きとその下の意味を両方残す。